京都旅行の思い出

まるみ

2007年05月19日 14:17

京都、と言うと、高校の修学旅行先でしたが
当時は学生で神社仏閣を見るよりも、友達と騒ぐのが
楽しかったので、もう少し年を重ねてから行ってみたいな~と
思っていました。

数年前、夫と京都旅行をすることが出来、
学生の頃は感じなかった仏閣の良さを感じたり
竜安寺のお庭の、砂の整然とした様子に
心を打たれたりと、感動することがいくつもありました。
来てよかった~~と心から思いました。

京都というと「はんなり」という言葉がとても似合う町と
思っていました。
でも、京都駅に着いて、びっくりしました。
ものすごい立派で近代的で、京都のイメージとは大きく
かけ離れていたのです。
「ひゃ~!都会だ~~!」と言う感じです。(笑)

それでも観光地を歩くにつれ、京都らしさを存分に
味わうことが出来ました。

観光にはタクシーを使ったのですが、
2人目の運転手さんがとても優しいいい運転手さんで
物腰が柔らかく、とてもいろいろなことを知っていて
さり気なく教えてくださったのが印象的でした。

その中で、今でも印象に残っているのが
京都の通り名数え歌 です。

京都の通りは碁盤の目のようになっていて
それぞれに名前がついているのですが
この歌を歌うと、通りの名前が覚えやすくていいんですよ。と
歌ってくれたのです。

♪まるたけえびすにおしおいけ
♪あねさんろっかくたこにしき


丸太町通・竹屋町通・夷川通・二条通・押小路通・御池通・姉小路通
・三条通・六角通・蛸薬師通・錦小路通

これは「東西」に伸びる通りの頭文字を取って
順に歌っていったものなんですが
そのリズムがなんとも耳に優しく、
一度聴いただけで、すんなり歌えるものでした。

この他に「南北」に伸びる通りの歌もあり、
とってもステキなお土産となりました。

また、夫が、
「随分前の会社の旅行で食べたのだけど、
小さい串に刺した餅で、きなこがまぶしてあって、神社のようなところで
毛氈が引いてあって、そこで食べたお餅が食べたい!」


と突然言い出しました。
でも、何というお餅なのか、
どこで食べたのかも分からない。と言うのです。
ヒントを手掛かりに、ホテルの従業員に聞いても、
最初乗った、タクシーの運転手さんに聞いても分からずに
断念していたのです。
が!この運転手さんに聞いたら
「あ~それは、今宮戎のあぶり餅ですよ。有名ですよ。」
と教えてくださり、感動!
夫は、あぶり餅との再会、私は初体験をしました。

本当に小さな餅が串に刺してあって、夫の言うとおりだったのです。
感激しましたね~~。
旅の喜びってこんな小さなところにあるんですね!

ステキな運転手さんに出合ったおかげで
京都の旅は、楽しいものになりました。
まだまだ観ていないところがたっさくさんあります。
また、機会があったら、是非、訪れたいところ、それが京都です。


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