一大イベント終了!

まるみ

2012年10月16日 11:27

実家での一大イベントが 何とか滞りなく終了しました。
ほとんど、と言っていいくらい、ず~~っとかかりっきりでした。
気持ちも身体も 全部と言っていいくらい。

3年前から ホームに入所していた父が、ホームにもすっかり馴染み
父から、 「家を売ってしまいなさい。」
とおととしあたりから言われていたんだけど、、、
なかなか決断がつかなかった私。
ずっと父と二人で暮らしてきて、私の財産とも言える大量の思い出の品が
眠っている家。

でもでも、

人の住んでいない家っていうのは、傷みが激しい。

帰る度に、独特のニオイに悩まされた。(カビ?湿気?)

毎年、どこか壊れる。今年は、トイレ凍結でトイレが使えなくなった。
新調するだけでも十数万かかる。

灯油の盗難もあった。

ボイラーの凍結で、かなりの額がかかった。

玄関が開かなくなり修理。

その他、ほんといっぱいあったよ。

エアコン故障、電気つかないところあり。
ストーブに空気が入った。

あとあと、隣近所に、豪雪のため、多大な迷惑をかけた。
なので、シルバー人材センターに頼んだ。これだけでも多額の費用が。
しかも、シルバー人材のおじいちゃん、伸びちゃった。
固くなった雪を、モンスター(融雪機)で溶かすために義兄が今年2、3回
訪れてやるも、余りの固さに疲れ果てた。

などなど、数えたらキリがないくらい、いろいろ、いろいろ。

ご近所さんに、何十回、いや、何百回は頭を下げ、手土産を持っていったか
分からないくらいです。

もう、戻らない事が確定したので、本当にふんぎりをつけて
売却をすることに。

本当の本当は、父が生きている間は売りたくなかったのが本音。

だけど、状況が状況で、まわりの人に迷惑をこれ以上かけられないし、
維持費がとてもかかりすぎて、無駄になっている事からの一大決心でした。

それからは、私が 売却する業者を探し、交渉し、売却までの手はずを一人で
整えました~。

私の荷物がとても多いので、それらのお別れ作業は実に大変なものでした。
もともと、物を捨てるのが苦手な私なので、他の人の10倍は大変だったかも。(笑)

20歳の時、70万で買った振袖、など、着物一式とのお別れ。

大人になってからはじめた ピアノ(クラビノーバ)は3年しか使ってないけど、お別れ。

思い出のミシン、コンポ、など大物との別れ。

たくさん集めていた食器類などのお別れ。

大量の洋服や靴とのお別れ。(何百とありました。)

さださんの大量のレコードとのお別れ。

大切に取っておいた、友達とやり取りした大量の手紙とのお別れ。

もちろん、その他、お別れの決断がつかなかったものは、こちらに送りました。
これらは、これから、少しずつ、整理する予定です。

私の物の片づけが終わってから、姉と一緒に、家の物を見て、必要なものを抜いて
あとは処分しました。

一番嬉しかったのは、姉が、母の眠っている仏壇を持っていってくれた事です。
かなり立派な大きな仏壇だったので、当初は、持っていけないという話だったのですが
姉のお義母さんが、「先祖を大事にしなさい。」と言ってくださったことで
考え直し、持っていってくれたのです。きれいにきれいにピカピカに磨いて
持っていってくれたので、母がとても喜んでくれていると思います。
(姉の家は一軒家で大きいのですが、義兄も長男なので、そちらの仏壇も、置かなくては
いけないので、無理だと思っていたのですが、2つ置くように、スペースを作ってくれました。
感謝!)


終わって、ホっとしたのと、さびしい気持ちと両方です。
ただ、今年の冬からは、何の心配もせずにいられるのがよかったかな。
それと、父が元気なうちに、父の意思で売却できたことがよかったと思いました。

実家を売却するって、人生の一大イベントですね。
体力、気力がある時でないと無理かもと思い、
今、やれてよかったんだと思っています。


ちょっと今は、身体を休めているところです。
と言うか、ホっとしたら、身体が動かなくなった。(笑)

現在は、そんな感じでおります。

また、このところ、リアルな仲間との交流が増えており、そちらに時間を遣っている部分も
あります。懐かしい学生時代の友達との SNSを通じての交流が主ですが、
結構、楽しかったりしています。

みなさまも お身体、お気をつけくださいね!








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