第7回懐かしの青春メロディーを語ろう!【別れ】に参加します!

まるみ

2010年03月23日 00:30

アセロラ倶楽部さんの名物企画である、
「青春メロディーを語ろう」シリーズ。(*^_^*)

今回のテーマは【別れ】

 別れ、と言えば、どんな曲を思い出し、どんなエピソードが
ありますか?


いろいろな別れがあると思うのですが
私の場合は、社会人になってからの別れのワンシーンを
ふと思い出しましたので、よかったら、読んでくださいネ。





昭和60年4月。
私は20代になったばかりの、新人にちょっと毛が生えたくらいのOLでした。
前年に新しい所属に転勤となり、市内の便のよい支社から
M郡にある営業所の事務員となり、頑張っていたあの頃。
でも、大ベテランの事務員が辞めた後釜でもあり、
通勤するのも大変な田舎町だったので精神的にもキツくて、
「ムリなら辞めよう」
と思っていたあの頃。

そんな時に東京から単身で赴任してきた所長N氏。
一言で言うと、 「ひまわりのような所長」でした。
所長がいると営業所がパっと華やぎ、営業職員さん達の
やる気がドド~ンと3倍増しになるような感じ。
私も「明るくなったね~」って職員さん達に言われるくらい
N所長マジックにかかった1人でした。(*^_^*)

みんなの憧れでもあり、私にとっては仕事を続ける自信を
つけてくれた恩人でもあり、とても尊敬できる上司だった
N所長。


3年後の昭和63年に、東京へ転勤が決まりました。
別れの時です。
上司の転勤は恒例行事なのですが、みんなのショックは
大きかったんですね。

駅へ全員で見送りに。
他の営業所や支社の人達も見送りに来て、
駅のプラットホームは、ちょっとした芸能人でも来て
いるのでは?というような人だかりでした。(笑)

花束の贈呈や、万歳三唱などのお決まりのコースで
見送ったのですが、
そろそろ列車に乗り込むまさにその時です。
ホームに、この曲が流れたのです。

山口百恵さん いい日旅立ち です。


♪ ああ~~~日本のどこかに 私を待ってる 人がいる~~

ホームにいるみんなの目に涙・涙・涙 でした。

所長を見送った後、営業所に戻りましたが、
その日1日、誰も仕事にならなかったことは言うまでもありません。

・・・でも、何であんなグットタイミングに音楽が?

と思ったのですが、実は、JR担当の営業職員さんが
JRの人に頼んで、流してもらったんです。

ステキな演出だな~と感動しました

その後も、何十人もの上司や仲間を見送りましたが
この時ほど、感動した「別れ」のシーンはなかったですね。

もう、20年以上も前のことなのに、
そのシーンは、いい日旅立ちの曲と共に鮮明に覚えています。


P.S
余談ですが、その後、N所長の身上にはいろいろな事がおきまして、
会社内ではいい事も沢山あったのですが、
私的面では、離婚や死ぬほどの大病、そして退職。
しばらくして再婚。

「いい日旅立ちは いい曲だよね~」

と、今も言っています。
あれから20数年経ち、私の隣でそう言っているのは
当時のN所長であり、私の旦那様です。

人生って不思議です。(*^_^*)





いい日旅立ちの試聴は こちらからどうぞ(*^_^*)
  http://www.youtube.com/watch?v=nK9yTUGcjhg


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